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趣味のフィルムカメラと中古カメラコレクション

 

今はデジタルカメラが全盛で
この傾向はますます強まると思いますが
銀塩カメラ(フィルムカメラ)の持つデジカメにはない、
出来あがった写真のふくよかな色味、シャープな描写力
カメラ自体が持つ面白さなどマニアの間では決して
無くなることはないと思います。

中古カメラマニア

いわゆる中古カメラマニアといわれる人たちがいますが、まあ私もそのお仲間の一人だと思われます。 この趣味に陥った人を中古カメラウィルスに罹ったといいますが、カメラという「モノ」を素材に文学的ともいえる エッセイを書かれた、プロ写真家の田中長徳氏の功績は大きいと思います。 長徳氏の「銘機礼賛」という書物は同じ趣味の人々のバイブルのようになっています。 「銘機」という新語も氏によって作られたものです。著名人でこの病気に罹っている人を何人か挙げてみます。

☆赤瀬川源平さん 芥川賞作家で、画家でもあります。最近では老人力という本がマスコミでも話題になりましたね。 もちろん、カメラ関係の本も多数出しています。
☆坂崎幸之助さんあの有名なロックバンドのアルフィーの坂崎さんです。 氏はギターのコレクターとしても有名です。
☆秋篠宮様誰もが知っている有名人ですが、かなりのコレクターらしいということです。

他にも沢山いらっしゃいますが、
某二重橋関係の方のお名前が出てしまったので
ここで打ち止めにしましょう。


私のカメラコレクション

私も、最近はデジカメの便利さに、ついデジカメを持って出かけてしまいますが、たまに持つ銀塩カメラの質感には、デジカメにはない道具としても魅力を 感じます。特にカメラコレクターではないのですが、なんとなく欲しいものを買っていたら、ボディが30台以上、交換レンズが約70本とコレクターの ようになってしまいました。所有している銘機をご紹介します。すべて完動品です。

※サムネイル写真をクリックすると大きい写真を見ることができます。

【ニコン F】

このカメラを語らずして日本の一眼レフの歴史を語ることはできません。 その高度なシステム性とプロカメラマンの酷使に耐える堅牢性で多くのプロカメラマンに使われた カメラです。私の所有するものも、初期のもので露出計も何も付いていないものですが、中古カメ ラ市場でもなぜかこのタイプが一番の高値を付けています。私のFもいまだにシャッターは高速からスローシャッターまで完全に動いています。 ファインダー視野率も100%。ファインダーで見える絵そのままがフィルムに記録されます。とにかくすごいカメラです
ニコンF 【ニコン F2】

銘機Fの後継機種で、フォトミックには露出計が組み込まれ、裏蓋もFのスライド式から 開閉 式になり使い勝手がよくなりました。またシャッターも機械式で シャッタースピードの 最高速がFの1000分の1秒から2000分の1秒と高速化されました。 ボディの味はFのほうがありますが、機械の完成度からしたらやはりF2です。 Fほどには人気がありませんでしたが、プロ用に堅牢な金属のチタンボディも登場して、プロカメラ マンの信頼を得ました。登山家で冒険家の故、植村直巳さんの愛用のカメラとしても有名です。 マイナス何十度の世界でも、正確にシャッターが動いたということです。
ニコンF2
【ニコン F3】

ニコンもとうとうフィルムカメラから撤退してしまいましたが、 オートフォーカスではないマニュアルフォーカスの完成型カメラがこのF3でした。 F2までの機械制御式シャッターを完全電子制御にして、しかも露出計の精度を格段に進歩させたのがこのF3です。 デザインも素晴らしく、イタリアの有名デザイナーのジウジアーロの手によるものです。 一時期プロカメラマンの半数以上がこのカメラを使用していたのではないでしょうか。 多分今でも現役で使っているカメラマンは多数いると思います。 同時期キャノンのF1もプロにはかなり愛用者がいましたが、F3ユーザーのほうが多かったのではないでしょうか。

ニコンのカメラというのはシャッターを押した時の感触、レバーの巻上げの感触等、他のメーカーとは一線を画しているような気がします。 またまたメーカーの回し者のような発言をしていますが、自分が惚れ込んだものというのはそういうものでしょう。
ニコンF3 【交換レンズ】

カメラボディの話ばかりになってしまいましたが、カメラとはレンズがあって写るもの。 レンズの良し悪しが最終的に写りに反映されます。デジカメだってレンズ無しでは写りません。 ニコンの数々の名レンズは枚挙にいとまがありませんが、ニコンというメーカーが、 良心的だと思えるのは、最新のデジカメでも昔のレンズが使用できることです。 これはマウントといってボディのレンズを受ける場所の形状が、基本的に変っていない から可能なのです。

撮影機材専門店 PHOTO TOOLS
ニコンの古いレンズ
ニコンのFシリーズはこの後、オートフォーカスの銘機F4〜F6に至り終焉を迎えます。そして、ついにデジカメにその座を譲り フィルムカメラのFシリーズは新品では入手できなくなりました。さびしいですが、これも時代の趨勢なのでしかたのないことです。 デジタルカメラの良さはなんと言っても、その場で写し取ったものがすぐに見られること、現像不要、プリントなどの作業が簡単に 自分でできることでしょう。私も最近ではその便利さに乗っかっていますが・・・・・
ただし、フィルムカメラも決してなくなることはないと思います。フィルムカメラの持つぬくもり、機械としての使い心地、確かな描写力、 最近では若い人の間でもフィルムカメラを使う人が増えています。
【ニコン NewFM2】

機械式シャッターでは世界初の4000分の1秒の高速シャッターを搭載したすごいカメラです。 このスピードを出すためには、シャッター膜を可能な限り薄く、しかも丈夫に作らなければなりません。 シャッター膜の強度を出すために極薄のハニカム構造になっています。 いわゆる蜂の巣の形状です。この形が一番強度が出るのだそうです。 自然の造形ってすごいですね。機械式シャッター機では、いまだにこれ以上の 高速シャッターを搭載したカメラは出ていません。
ニコンNew FM2 【ニコン F801】

電子シャッターで、こちらも世界初の8000分の1秒の超高速シャッターを搭載していました。 オートフォーカス機ですが、オートフォーカスの精度も高く、モータードライブもそなえた実に使いやすいカメラです。 ニコンのレンズなら色々制約はありますが、古いレンズもほとんど使えます。
NikonF801
【ニコン FA】

露出計に多分割測光を採用した最初のカメラ。以後カメラは多分割測光が主流となりました。 多分割測光とは、フォルム面を何分割かに分け計測した各部分の露出値を、内蔵コンピュータが 平均化して適正露出を得るというもの。露出精度を必要とするリバーサルフィルムを使用する場合は、その効力を発揮しますが、 露出精度をあまり必要としないネガフィルム使用の場合は、宝の持ち腐れという感じもします。 アマチュアカメラマンの大半はネガフィルムを使用しています。
Nikon FA 【ニコン FE】

コンパクトな絞り優先AE機。電子制御シャッターで最高速1000分の1秒。後継の銘機FE2のベースモデルとなったカメラです。 スペック的には平凡なカメラですが、小型でシンプルな機能は使い易い。私のカメラの中ではかなり出動回数の多いカメラです。 よほど特殊な撮影シーンでない限り、4000分の1秒や8000分の1秒なんて高速シャッターを切る機会は滅多にないです。
NikonFE
【ニコン ニコマートFT】

昔あったスーパーマーケットのような名前ですが、普及版でありながらボディの質感、使い勝手はやはりニコンです。 マニュアル露出、追伸式の露出計ですが、精度も良く使いやすい。ただ、この表の「交換レンズ」の所に写っている ツメ付きのニッコールレンズを使用しないと開放測光ができません。他のレンズの場合は絞り込み測光になります。 「絞込み測光」というのはカメラのボディに付いている絞込みボタンを押して、レンズの絞りを撮影状態に して露出を測ることです。
ニコンニコマートFT 【キャノン A−1】

露出機構が絞り優先AE・シャッタースピード優先AE・プログラムAE・マニュアルと多機能な 露出機構が付いているカメラ。シャッタースピード1000分の1秒、電池の消耗が早いのが難点。
キャノンA1
【キャノン FTb】

キャノンの一眼レフでは初期のカメラ。開放測光を採用したメカ機のヒット作。 ボディは大きく重く、ファインダーも暗いですがけっこう使えるカメラです。 何よりもそのずっしりとした金属の機械という感触が良いです。
キャノンFTb 【キャノン AE1プログラム】

プログラム露出とシャッタースピード優先機能の付いたコンパクトな一眼レフカメラ。 ボディのデザインはA1よりこちらが良いかも。私のカメラの中では使用頻度が少ないカメラです。 良いカメラだと思うんですけどね・・・・・
キャノンAE1プログラム
【キャノン T90】

キャノンのマニュアルカメラの最終モデル。付いていない機能はオートフォーカスだけというすごいモデルです。 先進の電子機構を搭載しています。すべてのAE機能が付いていて、多点スポット測光という測光機能が付いています。明るさの違う部分を 何度もスポット測光してその平均値で露出を決めるというものですが、何度も測って平均しちゃうと、中央重点測光一発の値とあまり変り なかったりして・・・・・(~o~)機能を絞って使えばモードラ付きで、ファインダーも明るいのでピント合わせがしやすい使いやすいカメラです。 
キャノン T90 【キャノン EOS100】

オートフォーカスの精度が良くなり、静音技術を駆使したEOSの中級モデル。作動音の静かさもさることながら、抜群の操作性の良さ、 私のオートフォーカス機では、一番出番の多いカメラです。初めてのヨーロッパ旅行の時も、何を持っていこうか迷った挙句、EOS100にしました。 軽く、オートフォーカスで楽だったので、良い写真がたくさん撮れました。
キャノン EOS100
【キャノン7】

キャノンのカメラの中では、完全にクラシックカメラの部類に入るカメラ。レンジファイダー機で、 一眼レフと違い、レンズの光軸とは別のところにファインダーが付いているカメラです。 というと変ったカメラの印象ですが、コンパクトカメラはすべてこの方式のファインダーです。 但し、コンパクトカメラと違うのは、レンズ交換ができるということです。 ライカのMシリーズと同じですね。レンズを交換すると、ファインダーの中にそのレンズの画角を表示する枠が出ます。 このカメラの標準レンズの50ミリ・f1.4のレンズはとてもシャープで素晴らしい描写をします。 写真はそのレンズを付けています。
キャノン7 【コーワSE】

コーワって・・・そう、あのコルゲンコーワの会社の作っていたカメラです。 昔はカメラも作っていたんですね。ユニークなレンズシャッター式一眼レフです。 私の持っているものは露出計が壊れていますが、それ以外はちゃんと写真が撮れます。 この辺がマニュアルカメラの良いところです。

中古カメラ店のジャンク品のワゴンで見つけて5,000円でゲットしたものです。若干レンズに カビが生えているため、それがかえって柔らかなソフトレンズのような描写をします。
コーワSE
【ペンタックス SP】

中古カメラ店でボディのみ8千円ほどの安価で手に入れたものですが、実はこのボディ2台持っています。さすがにファインダーは暗い ですが、シンプルなマニュアル機能は使いやすく、直径42mmのねじ込み式のマウントはプラクチカマウントといって、世界のレンズでも このマウントを採用しているメーカーが多いので、世界各国の様々な名レンズを使うことができます。 私は、素晴らしく味のある描写をするドイツのシュナイダー製の50ミリの標準レンズをこのボディに取り付けて随分と写真を撮りました。
ペンタックスSP 【ペンタックス ME Super】

かなり小型なボディの一眼レフで、使いやすいカメラです。ペンタックスのカメラは、Kマウントといって、汎用性の高いレンズマウントです。 露出計に若干くせがあるので、慣れるまでちょっと時間がかかったような記憶があります。 このカメラは欲しいという友人に譲ってしまいました。写真は、まだ所有していた時に撮影したものです。 シャッタースピードは電子式で2000の1秒までありました。
ペンタックス ME Super
【オリンパス OM−1】

小さいボディと言えば、OM1が一番だったような気がします。軽量小型のボディに大型の操作レバーなど、 機械精度も高いオリンパスの初期の一眼レフの傑作です。 女性に例えると、小柄だけれども華やかで美しく、知性もあるバランスのとれた美女というところでしょうか。 シャッターダイヤルが上部ではなく、レンズマウントのところにあるのがユニークです。
オリンパス OM−1 【オリンパス OM−2N】

OM1の後継機種。他のメーカーの追随を許さぬ超小型軽量設計はそのままに、オリンパス独自のダイレクト測光という 新方式の測光機能を持ったカメラ。これはフィルム面に当たった光を直接測るというもので、他のカメラがシャッターが切れる 直前の光を読むのに対して、OM2はシャッターが開いたときの光を測光するという斬新な露出機能を備えたカメラです。 小さく軽いので街中のスナップショットなどに最適です。
オリンパス OM−2 N
【フジ GS645】

レンジファインダー機ですが、フィルムサイズが6×4.5のセミ版というサイズのカメラです。 35ミリカメラよりもフィルムサイズが大きいため大きな引き伸ばしに耐える写真が撮れます。 レンズ交換はできませんが、準広角の60ミリ(35ミリ換算で約38ミリ)のフジノンのレンズの 解像度は素晴らしく、私もこのカメラで山の写真を随分撮影しました。レンズ交換ができない というのは、カメラマンの腕を上げます。ボディはちょっとチープな感じがしますが、 セミ版カメラにしては軽いので、荷物の多い山歩きの際には最適なカメラです。 山岳写真家にはこのカメラの愛用者が多いです。
フジ GS645 【マミヤフレックス C3】

2眼レフです。大きく重いボディ、速写性はありませんが、じっくりと味わいながら写真を撮影することができます。 またフィルムが6×6センチで情報量が多いので、かなりの引き伸ばしにも耐える写真を撮影することができます。 しかも、このカメラは2眼レフなのにレンズ交換ができます。その後もマイナーチェンジをしてC330という 機種まで出ましたが、基本的にはこの最初のマミヤフレックスと変っていません。
マミヤフレックス C3
【マミヤ プレスブラックSuper23】

フィルムサイズが6×9cmと中型カメラでは一番大きいサイズ。レンズ交換も可能で広角、標準、望遠と3種類の交換レンズがあります。 距離計も付いていますが、大型カメラのように直接ピントグラスでピント合わせもできます。 ボディはドカベンのように大きいです。ボディ背面に蛇腹が付いているので、簡単なアオリ撮影(注)もできます。 その後の新型はアオリ撮影ができなくなっています。 昔はその名のとおり、プレスカメラマンが使っていました。アメリカにもこのタイプのカメラにスピグラという銘機があります。

余談ですが、以前秋篠宮様がこのカメラで花の写真を撮影されている写真を見たことがあります。
マミヤ ユニバーサルプレスブラック23 (注)アオリ撮影とは、広角レンズを使用して高い建物などを下から撮影すると、レンズの特性で実際に肉眼で見たより ゆがんで撮影されてしまいます。これを蛇腹などを使ってレンズの光軸とフィルム面の角度を変えることによって 補正する機能。

【ローライコード】

あの有名な二眼レフのしにせブランド「ローライフレックス」の普及価格版2眼レフ。 廉価版とはいっても、さすがにローライと思わせる描写をします。 2眼レフにしては軽いので、持ち歩きにも便利です。ボディのデザインも気に入っています。
ローライコード
【シーガル(海鴎)】

中国産の2眼レフです。新品でも5,000円くらいで買えます。 さすがに作りは粗雑ですが、ちゃんと写ります。 レンズの描写も甘いですが、それがかえって良い味を出す場合もあります。
シーガル 【ライカ Vf】

オスカー・バルナックという人が作ったカメラなのでバルナック型ライカと呼ばれています。 バルナック型ライカの中では、中古市場でのタマ数も多いので、価格的にも比較的手に入れやすいカメラです。 ファインダーの見難さ、フィルムの入れ方からして難しいですが、そういう機械としての使いにくさも楽しむカメラといえるでしょう。 こういうカメラで撮影するのもクラシックカメラを使う醍醐味です。形も美しく見ていて飽きないですね。
ライカ Vf
【ミノルタ XD】

ライカのR4という一眼レフカメラのベースとなったカメラです。世界で初めてシャッタースピード優先AEと絞り優先AE機能を 組み込んだカメラ。小型ですが質感もよく、上品さを感じさせる操作感やシャッター音。ファインダーも見やすくて良いカメラです。 ミノルタのロッコールレンズの描写も素晴らしいです。古いタイプのミノルタのMCレンズも使えます。

確か私の記憶では、このカメラのCMに女優のキャンディス・バーゲンを起用していたように思います。 彼女は俳優になる前は報道カメラマンをしていました。
ミノルタ XD 【その他のカメラ】

◇その他を、簡単にご紹介します。

☆ミノルタSRT101
☆ミノルタSRTスーパー
☆ニコンFM
 マニュアルニコン。小型で使いやすい。
☆キャノン EOS630
 キャノンの初期オートフォーカス機の傑作。後にミラーが動かない画期的なRTというカメラの母体となりました。
☆キャノン デミ
 ハーフサイズの可愛いカメラ。
☆ペトリ7
 レンジファインダーの普及機
☆フェド
 旧ソビエト製のレンジファインダー機
☆フジ ティアラ
 コンパクトカメラですが、フジノンレンズの 描写は素晴らしいです。
※写真は左のカメラの写真ではありません。 その他のカメラ



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